電子情報通信学会との間で包括的協力関係を拡大

学会誌平成12年11月号でお知らせしたように,電気学会は昨年9月6日,電子情報通信学会との間で「将来的な学会の統合も視野に入れた両学会間の包括的な協力関係を推進する」覚書を締結した。この覚書の内容は,
1) 各学会内においてソサイエティまたは部門の独立採算化を推進する
2) 共通する専門分野に係わる両学会内のソサイエティまたは部門間の協力関係を深める
3) 共同して日本技術者教育認定機構(JABEE)に関連する作業を遂行する
4) 両学会の大会,研究会等への相手学会会員の参加を当該会員と同等の条件で認める であった。 その後,両学会で協議し実現可能性の高い項目から順次推進することとし,去る1月19日新たに次の協力推進具体策の項目についての覚書を取り交わした。
5) 入会金の相互免除
6) 大会,研究会,連合大会など,相手学会会員と同等の扱い
7) 講演会,シンポジウムなど,相手学会会員と同等の扱い
8) 書籍購入の際,相手学会会員と同等の扱い これにより,例えば電気学会の会員が電子情報通信学会主催の大会などに参加する場合は,同学会の会員と同等の資格で参加できる,さらに電子情報通信学会発行の書籍も同学会会員と同等の資格で購入できるなど,より具体化された協力関係となった。