電気学会では小冊子全7冊からなる「電気の知識を深めよう」シリーズを刊行しました。原資は、電気学会125周年の会員諸氏からの寄付金を充当し、原稿は会員有志が作成しました。電気学会ホームページからどなたでも無料でダウンロードできます。
なお,上述の全7冊の小冊子に,しおりや目次から該当ページへのリンクを付加したトライアル版を作成しました。ご関心がおありの方は,下の[PDF]のリストからご希望の冊子をダウンロードしてご覧ください。本小冊子の著作権は電気学会にあり,営利目的の利用・二次利用は特に合理的な理由がない限りお断りしていますが,学校教育を目的とする場合は内容の改変を含めて原則として利用を許諾する用意があります。事前に事務局までご相談ください。
- 電気の知識シリーズVol.1-7の合本
- Vol.1 電気とは何だろう
- Vol.2 私達の身近にある電気
- Vol.3 電気の基本を考えてみよう
- Vol.4 電気をつくる
- Vol.5 電気を送る・配る
- Vol.6 電気を貯める
- Vol.7 スマートに安全・確実に電気を使う
これらの小冊子は、最近改訂された初中等教育でアクティブラーニング課題を検討する際など、教育目的に利用しやすい内容となっています。以下に示すマッピング表は「学習指導要領解説」と小冊子シリーズを橋渡しするためのものです。ぜひご一覧ください。
技術者教育委員会では、この小冊子刊行活動の継承発展を期すため、傘下に3年有期の「電気の知識を深める活動ワーキンググループ(略称:電気の知識WG)」を設置し,次のような成果と計画を持って活動中です。
2017年度の主な成果
- 日本理化学協会川越大会(全国大会)へのブース出展
- 放送大学の東京渋谷、大阪、東京文京学習センターで,小冊子を教科書とする面接授業を実施
- IEEJ プロフェッショナルの電気理科クラブと連携して,多摩市永山フェスティバル等での広報活動や,学習指導要領と小冊子との関連の可視化などの展開
- 全国大会2018 の教育セッションでの2件の論文発表およびブース出展
2018年度はWG活動の最終年度に当たり,今までの活動を継承発展すると共に,次の事項にも取り組みを進めています。
- 今までの活動成果の学会ウェブを通しての公開
- 3ヶ年の活動の成果のとりまとめと,今後の取り組み方についての提言とりまとめ
事務局連絡先:電気学会総務課 (jimkyoku (at) iee.or.jp)※ (at)→@