会長からのご挨拶

平成29年度(第104代)電気学会会長 横山 明彦

このたび、伝統ある電気学会の第104代会長を務めることになりました。これから1年間、会員の皆様とともに学会の発展のために尽くしていく所存ですので、どうぞよろしくお願い申し上げます。

社会の基盤を支え、社会の発展に寄与する電気工学は、様々な分野において社会の隅々にまで浸透しており、これらをより一層発展させるために、電気学会では、この電気工学の担い手である会員の皆様に対してサービスを向上し、「魅力ある場を提供」し、そして「豊かで安心安全な社会、持続的発展が可能な社会の実現に貢献する」ことを行動目標として、活動を行ってきております。昨年度からは、特に「国際化」の推進について取り組みを行っていますが、それに加えて本年度は、部門横断によって分野の融合を図り未来のスマート社会の構築に向けて貢献すると共に、若手会員の参加拡大を進めていきたいと考えています。未来のスマート社会の構築に関しましても、これから主として担うのは、現在20代、30代の若手会員です。若手会員の方がこのような検討に積極的に関われる仕組み作りが必要だと思います。

電気学会は、会員の皆様によって支えられており、電気工学に携わる会員の皆様が自己研鑽する場であると同時に、社会の発展に貢献していく場でもあります。若手からシニアの会員まですべての皆様が電気学会を通して活躍できるように運営して参りますので、ご鞭撻、ご支援のほど、どうぞよろしくお願い申し上げます。