公開シンポジウム 大切な電気エネルギーのインフラ構築に向けて:渋谷区

東日本大震災の発生から2年が経過し,電気システムの在り方について電源や系統の構成,需要側のスマート化など,さまざまな検討が行われ,施策が進められている。

我々,日本人にとって大切な電気エネルギーを安全に安心して使ってゆくためには,議論が集中しがちな如何に電気を「作る」の問題と同時に,電気を「送る」,「使う」を上手にスマートにしてゆくことが重要と考えられます。そのため,電気エネルギーの選択肢を広げるための様々な方策について,電気システムの特質,課題を踏まえた全体的議論が行われるように,認識を広めることが必要である。

今回は,「大切な電気エネルギーのインフラ構築に向けて」と題するシンポジウムを下記のように開催いたします。

速報 こちらから
報告書 こちらから
開催日 平成24年11月26日(月) 13:30~16:00
会場 国立オリンピック記念青少年総合センター カルチャー棟小ホール

(入場参加無料)
プログラム
司会:栗原郁夫研究調査理事


1.開会挨拶 土井美和子研究調査副会長


2.講演

(1) 社会における電気エネルギーの役割【講演資料
キーワード:電気エネルギーシステム(電気を作る,送る,使う),電気エネルギーの特質,日本の電力供給・需要の特徴,社会インフラ間の連携,電気依存率,スマート社会への貢献,豊かな日本への貢献,など
講師 日高邦彦(電気学会会長代理,東京大学大学院教授)

(2) エネルギーシステムインテグレーション−電力システムのインフラ構築に向けて−【講演資料
キーワード:電力システム,ベストミックス,再生可能エネルギー,発電予測,需給調整,需給運用,需要の能動化
講師 荻本和彦(電気学会再生可能エネルギー出力予測技術調査専門委員会委員長,東京大学生産技術研究所 特任教授)

(3) 将来の電気社会−スマートグリッド技術による電気の上手な使い方【講演資料
キーワード:省エネルギー,負荷平準化,スマートグリッド,電力デマンド,デマンドレスポンス,ユースケース,共通情報モデル
講師 柳原隆司(電気学会需要設備向けスマートグリッド゛実用化調査専門委員会委員長,東京大学大学院特任教授)
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