平成26年度(第101代)電気学会会長 生駒 昌夫
このたび、電気学会の第101代会長を務めることになりました。伝統と実績のある電気学会会長の使命と職責の重さを痛感し、大変身の引きしまる思いです。これから1年間、学会の発展に尽くしていく所存ですのでよろしくお願いいたします。
東日本大震災以降、我が国の国民生活の発展や経済成長とともに歩んできたエネルギーを取り巻く環境は大きく変化しています。さらに、再生可能エネルギーの更なる導入を含めた新たなエネルギーミックス実現に対する社会的ニーズも高まっています。
今後は、エネルギー供給構造の強化とエネルギー需要構造の高効率化をともに実現するため、エネルギーに関する技術革新を促進していく必要があります。
電気学会は、電気学術を発展させながら、会員サービスの改善、社会貢献を実現していくため、以下のような活動を行っていきます。
- 国内外ともに活発な学術活動を目指します。
- 電気の技術を後世に継承しながら、より発展させていきます。
- 標準の国際化を中心とする戦略的活動を展開していきます。
- 電気について、多くの人々に理解していただけるよう情報発信します。
電気学会は、個人ならびに企業の会員の皆様によって支えられています。会員の皆様に喜んでいただけるような学会運営を実施していきますので、会員の皆様のご支援とご協力を賜りますよう何卒よろしくお願い申し上げます。