電気学会倫理綱領  別ウィンドウ・タブで確認する場合はこちらから Link

電気学会会員は,研究開発とその成果の利用にあたり,電気技術が,様々な影響やリスクを有することを認識し,持続可能な社会の構築を目指して,社会への貢献と公益への寄与を果たすため,以下のことを遵守する。
電気学会も,その社会的役割を自覚し,会員の支援を通じて使命を遂行するとともに,学術団体として公益を優先する立場で発言していく。

1.人類と社会の安全,健康,福祉をすべてに優先するとともに,持続可能な社会の構築に貢献する。
2.自然環境,他者および他世代との調和を図る。
3.学術の発展と文化の向上に寄与する。
4.他者の生命,財産,名誉,プライバシーを尊重する。
5.他者の知的財産権と知的成果を尊重する。
6.すべての人々を思想,宗教,人種,国籍,性,年齢,障害に囚われることなく公平に扱う。
7.プロフェッショナル意識の高揚につとめ,業務に誇りと責任を持って最善を尽くす。
8.技術的判断に際し,公衆や環境に害を及ぼす恐れのある要因については,その情報の時機を逸することなく,適切に公開する。
9.技術上の主張や判断に際しては,自己および組織の利益を優先することなく,学術的な誠実さと公正さを期する。
10.技術的討論の場においては,率直に他者の意見や批判を求め,それに対して誠実に対応する。