風力発電は無尽蔵な自然エネルギーを活用できます。しかし、風力発電設備は、落雷等の自然リスクを前提に設計、運用される必要があります。従って、風力発電設備の雷害対策はわが国の風力発電事業普及のために最も重要な課題の一つです。本講習会では、電気学会技術報告第1422号を基に、近年の被害事例から、公衆安全の担保や稼働率の向上、費用対効果などを総合した雷リスクマネジメントが技術的および法規的な観点からご紹介させていただきます。
日 時 2019年6月3日(月) 13:30 ~ 17:00
場 所 九州電力 総合研究所(〒815-8520 福岡市南区塩原2丁目1番47号)
(URL: http://www.kyuden.co.jp/company_tech_outline_organization.html をご覧ください)
題目・講師
13:30 ~ 13:35 開会,主催者挨拶 (電気学会九州支部 代表)
13:35 ~ 13:45 はじめに 安田 陽(京都大学)
13:45 ~ 14:10 近年の被害事例を基にした雷被害発生メカニズムと雷害対策
山本 和男(中部大学)
14:10 ~ 14:45 事業者が直面している雷問題と風力発電の保守・合理化および落雷監視について
本庄 暢之(電源開発)
14:45 ~ 15:00 休憩
15:00 ~ 15:20 運転停止問題
高橋 祐一(サンコーシヤ)
15:20 ~ 15:50 落雷事故に対する保険について
足立 慎一(JWPA)
15:50 ~ 16:30 法規制・企画と雷リスクマネジメント
安田 陽(京都大学)
16:30 ~ 17:00 おわりに,質疑応答,閉会
聴講料
電気学会員3,000円(税込),非会員4,000円(税込),学生員 無料
当日受付にてお支払い下さい。
テキスト
電気学会技術報告1422号「風力発電システムの雷リスクマネジメントの現状と今後のあるべき姿」を一般価格 3,888円のところ、特別価格 3,000円(税込)で販売致します。
参加申込時にテキスト要とお申込頂き、代金はテキストと引換に当日受付にてお支払い下さい。
定 員 40名(定員になり次第,締切ります)
申込方法
講習会題目,開催日,会員種別,氏名,連絡先(会社あるいは学校名・ 所属・ 郵便番号・所在地,・電話番号)ならびにテキストの要否をE-mailで下記の申込先までご連絡下さい。
※受付完了後、申込みE-mailアドレス宛にお返事致します。
お返事が未着の場合はお手数ですが、事務局までお問い合わせ下さい。
詳細は電気学会九州支部ホームページ(http://www.iee.jp/kyushu/)をご参照下さい。
申込締切 2019年5月27日(月)
申 込 先
一般社団法人 電気学会九州支部 事務局 E-mail:kyushu-branch@ieej.org
〒819-0395 福岡市西区元岡744番地 W2号館307
九州大学大学院システム情報科学研究院電気システム工学部内
TEL 080-1771-8301
主 催 一般社団法人 電気学会九州支部
共 催
電気学会 風力発電システムの雷リスクマネジメント技術調査専門委員会
風力発電設備の耐雷健全性維持技術と法規制・企画調査専門委員会