令和元年度第1回電気学会東北支部岩手支所学術講演会

第1回電気学会東北支部岩手支所学術講演会

題目:「震災後の電力技術者;震災の事故の要因分析、新たな安全対策技術等」
講演者:上坂 昌生 氏
(東京電力ホールディングス(株)福島第二原子力発電所保全部原子炉プロジェクトグループマネージャ)
要旨:
2011年3月11日の震災により、福島第一、第二、東海、女川の4原子力発電所が被災した。
このうち福島第一原子力発電所では津波による冷却機能及び電源の喪失等により
周辺環境へ放射性物質を放出する事故となった。この事故について、当時の状況を自分の体験を交えて紹介するとともに、事故に至ったプラントと放出には至らなかったプラントの比較を行いながら、この要因分析と最新の安全対策について技術的な観点から解説する。
さらに、国内外では多くの原子力発電所が建設から数十年を経過していることから、経年劣化に対する評価技術、予防技術が研究・開発されてきており、これらの技術についても紹介する。

日時:令和元年6月13日(木) 15:00~16:30 場所:岩手大学理工学部 銀河ホール(岩手県盛岡市上田4-3-5)
http://www.se.iwate-u.ac.jp/intro/map
参加費:無料、事前登録不要
問合せ先:電気学会東北支部岩手支所長 菊池 弘昭(岩手大学理工学部システム創成工学科)
E-mail:hkiku@iwate-u.ac.jp