第2回電気学会東北支部山形支所学術講演会
題目:「Pulsed electric field application for food industry 」
講演者: 群馬大学理工学研究院環境創生部門 大嶋孝之教授
要旨:(講演は英語で行われます)食品製造プロセスをはじめとするバイオプロセスにおいて放電プラズマを含む高電圧技術の応用が試みられている。
筆者らは主に高電圧パルス電圧を利用したバイオプロセスへの応用について研究している。特に高電圧パルス殺菌は、筆者らをはじめ世界各国で研究例がある。
また同じように高電圧パルスを印加した場合、電極形状などを変更することにより水中で放電プラズマを発生することも可能である。
ここでは高電圧パルスを水に応用した時の二つの現象-電界効果と放電プラズマの発生―について筆者らが行っている食品関連の研究例を紹介する。
主催:電気学会東北支部,The 6th Japan‐Taiwan Workshop on Plasma Life Science and Technology(鶴岡高専,山形大学大学院理工学研究科)
日時:7月12日(金)9:10~9:50(予定)
場所:鶴岡バイオサイエンスパーク内,鶴岡市先端研究産業支援センター(鶴岡メタボロームキャンパス)レクチャーホール
問い合わせ先:鶴岡高専 吉木宏之,山形大学大学院理工学研究科 南谷靖史
題目: 「Metabolome analysis for agricultural products」農業研究のためのメタボローム解析
講演者:慶應義塾大学 先端生命科学研究所 若山正隆特任講師
要旨:(講演は英語で行われます)メタボロミクス、あるいはメタボローム解析とは生物、生命現象に由来する様々なサンプルにおける構成成分を網羅的かつ包括的に調べる方法である。
この技術は、近年の分析技術とデータ処理能力の向上により、以前よりもより詳細に物質の構成成分の分析が行えることによる。
検出方法は分析対象となるターゲット物質により異なっており、キャピラリー質量分析(CE-MS)法では、極性をもつイオン成分、
高速液体クロマトグラフィー質量分析(LC-MS)法では中性物質など異なっている。農業、食品分野ではこの手法は有用であり、
加熱時の熱、生産時の温度状態などの影響を解析することも可能である。本発表ではこれらを含め様々な農作物、食品での応用利用例を含めてメタボローム解析を紹介する。
主催:電気学会東北支部,The 6th Japan‐Taiwan Workshop on Plasma Life Science and Technology(鶴岡高専,山形大学大学院理工学研究科)
日時:7月12日(金)13:30~14:00(予定)
場所:鶴岡バイオサイエンスパーク内,鶴岡市先端研究産業支援センター(鶴岡メタボロームキャンパス)レクチャーホール
問い合わせ先:鶴岡高専 吉木宏之,山形大学大学院理工学研究科 南谷靖史