日時 |
2013年10月08日 13時30分~ 17時00分 |
会場 |
産業技術総合研究所臨海副都心センター別館(バイオ・IT融合研究棟)
11階会議室2および3 |
住所 |
東京都江東区青海2-4-7(ゆりかもめテレコムセンター駅下車,徒歩5分)
TEL: 03-3599-8001
http://www.aist.go.jp/aist_j/guidemap/
tokyo_waterfront/tokyo_waterfront_map_main.html |
概要 |
超電導が1911年に物理現象として発見されてから100年が経過し,超電導現象の各種技術分野への応用が試みられてきました。その一つとして、超電導技術の電力分野への応用があり,超電導電力機器としては,超電導ケーブル,超電導変圧器,超電導限流器などが挙げられます。これらの超電導電力機器は,電力流通システムの高効率化・高信頼度化・環境調和に大きく貢献することが期待されています。
最近の動向として,国内では,NEDOの「高温超電導ケーブル実証プロジェクト」(2007~2013年度)と「イットリウム系超電導電力機器技術開発(M-PACC)」プロジェクト(2008~2012年度),海外では,アメリカ,ヨーロッパ,中国,韓国などにおいて,実証試験を中心とした各種プロジェクトが実施されています。
さらに,昨今の超電導電力機器に関する研究開発動向の一つとして,超電導限流器の機能を他の超電導電力機器に複合・多機能化した超電導限流ケーブルや超電導限流変圧器などの開発が挙げられます。超電導電力機器の複合・多機能化は,平常時の電気抵抗がゼロである超電導特性によって初めて実現し得るものであり,超電導電力技術の新しい適用形態の創成に資すると考えられます。
本フォーラムでは,上記のような超電導電力機器とシステムの高性能化・多機能化に焦点を当て,次世代の電力流通システムにおける超電導電力技術の導入実現を目指す上での最新動向と技術課題について紹介・議論します。多くの皆様のご参加をお待ちしております。 |
プログラム |
13:30~13:35 はじめに 早川直樹(名古屋大学)
13:35~13:50 超電導線材 飯島康裕(フジクラ)
13:50~14:05 電気絶縁 村上義信(豊橋技術科学大学)
14:05~14:20 冷却 池内正充(前川製作所)
14:20~14:40 限流器~研究開発動向~ 飯岡大輔(名城大学)
14:40~15:00 限流器~動向解析~ 矢澤孝(東芝)
15:00~15:20 休憩(20分)
15:20~15:40 ケーブル~研究開発動向~ 向山晋一(古河電気工業)
15:40~16:00 ケーブル~動向解析~ 増田孝人(住友電気工業)
16:00~16:20 変圧器~研究開発動向~ 上條弘貴(鉄道総合技術研究所)
16:20~16:40 変圧器~動向解析~ 小島寛樹(名古屋大学)
16:40~17:00 総合討論 (20分) |
テキスト |
電気学会技術報告1290号「超電導電力機器とシステムの高性能・多機能化」をテキストとして使用します。なお,希望者には特別価格(3,360円)で頒布しますので,お申し込み時にテキスト購入の要否を記載ください。 |
参加費 |
一般 会員 2,000円(不課税) 非会員 3,000円(消費税込)
学生 会員 1,000円(不課税) 非会員 1,500円(消費税込) |
申込方法 |
電気学会ホームページからお申し込みください(〆切:9月27日(金))。
http://www.iee.or.jp/forum.html |
参加費支払方法 |
参加費は当日現金にてお支払い願います。領収書は,原則としてフォーラム当日の日付で会場渡しとなりますが,その他ご指示がある場合はお申込時にご連絡ください。 |
問合せ先 |
名古屋大学エコトピア科学研究所 准教授小島寛樹
E-mail: h-kojima( )esi.nagoya-u.ac.jp ( )内は@を入れてください。 |
主催 |
電気学会電力・エネルギー部門 超電導機器技術委員会(委員長 山本俊二) |