- コンテストの主旨
本コンテストは、高校生が電気・エネルギー技術を身近なものと感じ、我が国の基盤を支える重要な技術であることや、未来を拓く有望な技術であることを理解し、電気工学を学ぶ契機となることを期待して行うものです。 - 応募資格
国内の高等学校に在籍する生徒,および高等専門学校の3年生までです。連名での応募も可能とします。 - 募集内容
電気・エネルギー・環境を対象とした論文、パワーポイントまたはポスター(以降、提出物)です。テーマは自由です。
・実験、測定、計算、設計などを自らの発想で行った報告や高校生らしいユニークな考えで行った調査、
研究をとくに期待しています。
・電気・エネルギーの作り方や使い方などについて、未来の姿を創造した内容にも期待します。
・教員主導による授業の課題や夏休みの宿題としての活用など、生徒の主体性やオリジナリティが見られ
ない研究は対象外とします。
・ウェブや書籍から写しただけのものは認めません。ご自分の考えを述べてください。
・提出物は、指導教員により内容チェックされたものとします。 - 提出物
未発表のものを条件とします。学校のホームページ上で公開された論文、研究報告、レポートは対象外とします。
論文形式は、A4サイズ用紙に横書きで、40文字、30行、3~5ページをWord文書(docx形式)で作成、提出してください。2段組みも可です。文字数は3000字以上とします。
パワーポイント形式(.pptx)は、書式は自由として表紙を含み8ページまでとします。
ポスター形式は、A1またはA0サイズ用紙で書式は自由とします。PDF、パワーポイント、Wordのいずれかで提出してください。
いずれの形式においても、文章だけではなく図または表、写真のいずれかを必ず含め、図表番号と図表タイトルを付記してください。文頭には、題名、学校名、氏名を記入してください。
また、いずれの形式おいても14項に記載した内容を備えたものとします。 - 応募締切
令和元年10月28日(月) 必着 - 応募先
連絡先(氏名、在学校名、指導者名、住所、電話番号、 E-mail)を記載した申込用紙と提出物ファイルを電気学会 編修出版課 高校生みらい創造コンテスト係へ送付してください。
(電子メールでの受付を原則とします。
CD-R等の記憶媒体による郵送も可) - 応募方法
[電子メールの場合] 次の電子メールアドレスに申込用紙と提出物ファイルを添付し、送付してください。
kensho@ieej.org[郵送の場合] 高校生みらい創造コンテスト提出物在中と明記し郵送中に破損しないようにした封筒に、申込用紙とCD-R等の記憶媒体に移した提出物ファイルを同封し、下記応募先まで郵送してください。
原則、記憶媒体は返却しません。返却が必要な場合は返信先を記入した返信用封筒を同封のうえ、申込用紙にその旨を記載してください。
郵送先: 電気学会 編修出版課
高校生みらい創造コンテスト係
〒102-0076 東京都千代田区五番町6-2
HOMAT HORIZONビル 8F - 選考方法
電気学会 電力・エネルギー部門編修委員会が定める審査委員会にて、最優秀賞、優秀賞、佳作賞を、令和元年12月末までに選考します。選考結果は入賞者に連絡するとともに、電気学会 電力・エネルギー部門ホームページにて発表します。 - 優秀提出物の公表
最優秀、優秀提出物は、電気学会電力・エネルギー部門論文誌に掲載します。また、全表彰提出物を電気学会電力・エネルギー部門ホームページに掲載します。表彰提出物の著作権は、一般社団法人電気学会に譲渡願います。 - 表彰・副賞
入賞者は表彰式にて表彰状、盾とともに、最優秀賞には5万円、優秀賞には3万円、佳作賞には1万円、各賞の指導教員に副賞として教材費2万円をそれぞれ贈呈します。また、選考の結果、応募者の中から50名様に参加賞として500円相当の図書カードを差し上げます。 - 表彰式と発表
表彰式を電気学会全国大会会場(今回は、東京電機大学 東京千住キャンパス)で開催します。併せて受賞提出物の発表会を開催します。連名応募の場合は、代表者に発表していただきます。また論文提出の場合は、発表用のパワーポイント資料を用意していただきます。 - 問合せ先
電子メールのみで受け付けます。下記宛にお問合せ下さい。
toiawase@ieej.org - 学習の参考となるホームページ
パワーアカデミーホームページ
http://www.power-academy.jp/ - 記載内容
・題名
内容が一目で分かるような題名を付けること。
(例)AI活用による太陽光発電量予測方式の開発
・研究背景
研究を行った動機や背景を説明する。
(例)PVが増加したことにより、事前に発電量を把握することが難しくなったため、発電量を予測するための方式を開発する。
・現状分析と課題
現在の状況がどうなっているか、それによりどのような課題が生まれて何が困るのかを説明する。(定量的に記載することが望ましい。)
(例)FIT以降PVは増加し現状で○GWとなった。電力の系統運用は、発電量と負荷が同量となっていなければならないが、PVは天候によって発電量が変化するため、事前に発電量を把握することが難しい。そこで、発電量を事前に予測する方式を開発する。
・新たな発想内容
著者が新たに考案した内容を説明する。(発想だけでなく、どのように実現するのかを説明すること。)
(例)過去の実績データで学習することにより、気象条件等の入力データからディープラーニングにて発電量を予測する。
・新たな発想内容の評価結果
著者が新たに考案した内容がどれだけ効果があるのかについて説明する。(定量的な記載が望ましい。)
(例)発案した予測方式は、誤差○%以内で予測することが可能である。
・まとめ
何のために何をやってどのような効果を生み出したかについてまとめる。
(例)電力運用のためにPV発電量予測方式を開発し、○%以内の誤差で予測できることを確認した。