わが国における分散電源は，中小規模のものが多く、需要地の近くに建設され，配電線で連系されることが多くなっております。このような分散電源が連系された配電線の雷害対策手法の確立のためには、分散電源自体の雷害対策はもちろんのこと、分散電源が連系された配電線に発生する雷サージを明らかにすることが重要となります。これを受けて、本委員会では、分散電源および連系する配電線での雷事故事例や分散電源落雷時に配電線に発生する雷サージ様相に加え、今後普及が急速に進むスマートメータの耐雷性能の調査を行った結果を技術報告として取りまとめました。

これらの内容は、今後、高度化が進む配電系統の雷害対策を検討する上で重要な知見を多く含んでいると考えておりますので、奮ってのご参加をお待ちしております。

日時：平成30年6月18日（月）　13時30分〜16時50分

場所：名古屋大学　ベンチャービジネスラボラトリー（ＶＢＬ）　３Ｆベンチャーホール

（名古屋市千種区不老町）

題目と講師

13:30～13:35　開講の挨拶             　　　　　　　　　       　     　　　　電気学会 東海支部

13:35～13:45　技術報告概説   　　　　　　　　　　      委員長　関岡　昇三（湘南工科大学）

13:45～14:15　分散電源および連系した配電線における雷被害実態　　　　  武村　順三（中部電力）

14:15～14:45　分散電源およびスマートグリッドにおける雷害対策手法　　　深山　康弘　　（昭電）

14:45～15:15　分散電源連系配電線に発生する雷サージ様相　　　　     関岡　昇三（湘南工科大学）

15:15～15:30　休憩

15:30～16:00　スマートメータの雷害対策　　　　　　　　　　　　　石本　和之（電力中央研究所）

16:00～16:30　雷リスクを考慮した配電線耐雷設計手法　　　　　　　浅川　  聡（電力中央研究所）

16:30～16:45 質疑応答

参加費：会員(正員)    無料　  非会員(一般) \5,000-（税込）

会員(准・学生員) 無料　　非会員(学生) 無料

テキスト：

電気学会技術報告第1401号「再生可能ｴﾈﾙｷﾞｰなどの分散電源と連系した配電線で発生する雷ｻｰｼﾞ」

会員　\2,700（税込）　　　　　非会員　\3,800（税込）

※申し込み後の取り消し，ならびに当日の申し込みはできません。

定員　：７０名

申込方法：電子メールによりお申込み下さい。

「「再生可能エネルギーなどの分散電源と連系した配電線で発生する雷サージ」参加申し込み」と題記し，会員／非会員の別，氏名，所属，連絡先（住所，電話，ファックス，電子メール），テキストの要・不要の別をご記入の上，6月5日(火)までに下記へお申し込み下さい。

（定員70名に達し次第，締め切らせて頂きます）。

電気学会東海支部, e-mail: ieej-tok@gc4.so-net.ne.jp

主催　：電気学会　東海支部

共催　：電気学会　高電圧技術委員会「分散電源連系配電系統における雷サージ調査専門委員会」

協賛　：日本電気技術者協会中部支部