概要:風力発電は無尽蔵な自然エネルギーを活用できます。近い将来,陸上も然ることながら洋上にも風力発電設備を建設する計画も進んでいます。しかし,風力発電設備は,日本海沿岸で冬季に多発する落雷など,自然リスクを前提に設計,運用される必要があります。従って,雷害対策はわが国の風力発電の普及のために最も重要な課題の一つです。本講習会では,電気学会技術報告第1422号を基に,公衆安全の担保や稼働率の向上,費用対効果などを総合した雷リスクマネジメントが技術的および法規的な観点から解説されます。これらの内容は,様々な機械・電気・通信機器を搭載する高度な風力発電設備の雷害対策を検討する上で重要な知見を多く含んでいると考えておりますので,奮ってのご参加をお待ちしております。
日時:令和元年7月19日(金)13:30~17:00
会場:東桜会館 1F 第二会議室 〒461-0005 名古屋市東区東桜2-6-30,TEL: 052-973-2223 アクセス 名古屋市営地下鉄 東山線「新栄町」駅1番出口より徒歩5分 名古屋市営地下鉄 桜通線「高岳」駅3番出口より徒歩5分 http://www.chudenfudosan.co.jp/bunka/map/higashisakura
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プログラム: 司会進行:藤井 利昭(音羽電機工業)
- 13:30~13:35 開会,主催者挨拶
- 13:35~13:45 はじめに 安田 陽(京都大学)
- 13:45~14:10 近年の被害事例を基にした雷被害発生メカニズムと雷害対策 山本 和男(中部大学)
- 14:10~14:45 事業者が直面している雷問題と風力発電の保守・合理化および落雷監視について 本庄 暢之(電源開発
- 14:45~15:05 運転停止問題 高橋 祐一(サンコーシヤ)
休憩
- 15:20~15:50 落雷事故に対する保険について 足立 慎一(元SOMPOリスケアマネジメント)
- 15:50~16:30 法規制・規格と雷リスクマネジメント 安田 陽(京都大学)
- 16:30~16:40 おわりに 山本 和男(中部大学)
- 16:40~16:55 質疑応答
- 16:55~17:00 主催者挨拶,閉会
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テキスト:電気学会技術報告第1422号『風力発電システムの雷リスクマネジメントの現状と今後のあるべき姿』を使用します。なお,希望者には特別価格で頒布しますので,お申し込み時にその旨を記載ください。 会員 ¥2,700_ 非会員 ¥3,800_ 注)申し込み後の取り消し,ならびに当日の申し込みはできません。
参加費: 会員(正員) 無料 非会員(一般) ¥5,000-(税込) 会員(准・学生員) 無料 非会員(学生) 無料
申込方法 :電子メールによりお申込み下さい。 “専門講習会「風力発電システムの雷リスクマネジメントの現状と今後のあるべき姿」参加申し込み”と題記し,会員/非会員の別,氏名,所属,連絡先(住所,電話,ファックス,電子メール),テキストの要・不要の別をご記入の上,6月28日(金)までに下記へお申し込み下さい。(定員60名に達し次第,締め切らせて頂きます)。電気学会東海支部, e-mail: ieej-tok@gc4.so-net.ne.jp
参加費支払い方法:参加費は,当日に現金でお支払い願います。領収書は,原則として講習会当日の日付で会場渡しとなりますが,その他のご指示がある場合は申込時にご連絡ください。
主催:電気学会東海支部
協賛:電気学会 風力発電設備の耐雷健全性維持技術と法規制・規格調査専門委員会 日本電気技術者協会中部支部