日時 |
2012年01月11日 10時00分~ 18時00分 |
会場 |
(独)理化学研究所 横浜研究所 研究交流棟ホール |
住所 |
〒230-0045神奈川県横浜市鶴見区末広町1丁目7番22号
JR鶴見線 鶴見小野駅下車,徒歩13分
http://www.yokohama.riken.jp/outline/access/index.html |
概要 |
超電導技術は,材料開発から応用機器開発に至るまで,我が国が世界の先端を走る数少ないキー・テクノロジーの一つでありながら,近年,これまでの欧米との開発競争に加え,中国,韓国が猛烈な勢いで技術力を高めています。そこで,我が国の超電導技術開発の更なる進展に役立つことを期待し,「イットリウム系超電導コイル技術開発」に関するフォーラムを開催することに致しました。イットリウム系超電導線材は,内外で研究開発が進展し,すでに市販されるに至っておりますが,多芯構造を持つ従来の低温金属系超電導線材やBi系線材と異なり,積層構造を持つテープ形状線材(”coated conductor”と呼ばれる)であることから,特異の機械的・電磁的・熱的挙動を示すため,独自の巻線・コイル化技術の研究開発が不可欠です。本フォーラムでは,現在進行中の「Sイノベ: 戦略的イノベーション創出推進プログラム(JST)」と「イットリウム系超電導電力機器技術開発:SMES (NEDO)」の高温超電導応用機器開発プロジェクトにおいて,共通の緊急開発課題となっているイットリウム系超電導線材の巻線・コイル化における技術課題について,情報交換と課題解決のためのディスカッションを行います。皆様の積極的なご参加を心よりお待ちいたしております。 |
プログラム |
10:00~10:05 開会挨拶 濱島高太郎(東北大)
Ⅰ. 超電導コイル応用機器開発の概要
1. 10:05-10:35 「Y系線材のSMES応用」(NEDO) 長屋重夫(中部電力)
2. 10:35-11:05 「Y系線材のNMR応用」(Sイノベ) 松本真治(NIMS)
3. 11:05-11:35 「Y系線材の加速器応用」(Sイノベ) 雨宮尚之(京都大)
4. 11:35-12:05 「Y系線材の回転機応用」(Sイノベ) 塚本修巳(横浜国立大)
Ⅱ. 研究開発課題に対する状況
1. 13:15-13:45 「Y系線材のコイル応用に向けた機械特性評価」
北條正樹(京都大)
2. 13:45-14:15 「高磁場下でのコイル特性」 淡路 智(東北大)
3. 14:15-14:45 「YBCO線材の機械的特性とコイル特性」戸坂泰造(東芝)
休憩(15分)
4. 15:00-15:30 「YBCOコイルの特性劣化」 前田秀明(理研)
5. 15:30-16:00 「Y系コイルの安定性と保護」 石山敦士(早稲田大)
休憩(15分)
Ⅲ.ディスカッション
16:15-17:45(90分)「課題解決のための対策および今後の機器応用実現に向けたプロジェクト開発のあり方・進め方」 |
講演資料 |
講演概要集を当日会場にて配布いたします。 |
参加費 |
参加費は,当日に現金でお支払い願います。領収書は,原則としてフォーラム当日の日付で会場渡しとなりますが,その他のご指示がある場合は申込時にご連絡ください。
一般 会員2,000円(非課税) 非会員3,000円(消費税込み)
学生 会員1,000円(非課税) 非会員1,500円(消費税込み) |
参加申込方法 |
電気学会ホームページhttp://www.iee.or.jp/forum.htmlからお申込み下さい。
また,電子メールまたはFAXでのお申込みの場合は,「電力・エネルギーフォーラム「イットリウム系超電導コイル技術開発」参加申し込み」と題記し,会員/非会員の別,氏名,所属,連絡先(住所,電話,ファックス,電子メール)をご記入の上,12月28日(水)までに下記へお申し込みください。
東北大学 大学院 工学研究科 電気・通信工学専攻 津田 理
Tel&FAX 022-795-5020, e-mail: tsuda@ecei.tohoku.ac.jp |
問合せ先 |
東北大学 大学院 工学研究科 電気・通信工学専攻 津田 理
e-mail:tsuda@ecei.tohoku.ac.jp
Tel&FAX: 022-795-502 |
主催 |
電気学会電力・エネルギー部門 超電導応用電力機器技術委員会 |
協賛 |
低温工学・超電導学会 |
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