平成19年 電力・エネルギー部門「研究・技術功労賞」受賞者

電力・エネルギー部門(B部門)では,長年,地道な活動を続けてこられ,技術の発展に貢献された研究者または技術者の方々の労に報いるとともに,電力・エネルギー分野技術の更なる発展を図ることを目的とし,平成18年から,部門表彰制度として「研究・技術功労賞」を新たに設けております。
研究調査運営委員会および部門役員会での審査の結果,平成19年度の受賞者は,次の3名の方々に決定いたしました。表彰式は,八戸工業大学で開催されました平成19年度電力・エネルギー部門大会の懇親会(9月13日)で執り行われました。

(あいうえお順)

件名 受賞者(所属) 受賞理由
「配電線の雷観測・サージ解析技術発展への貢献」 本郷 保二 殿
(東北電力(株))
1
受賞者は,20年以上の間,配電線の雷害の研究を実施しており,新しい配電線誘導雷電圧解析手法を用いた検討や,配電線事故様相の解明を目的とした雷カメラによる解析,耐雷設備の最適配置や直撃雷および誘導雷を含めた配電線事故率評価の検討など,配電線の雷解析・サージ解析技術の発展に貢献された。
「変圧器の高電圧化,大容量化技術への貢献,がいし汚損現象の解明」 谷口 安彦 殿
((株)東芝))
2
受賞者は,30年以上の間,高電圧技術,絶縁技術の開発に従事し,直流送電の外部絶縁設計や,UHV変圧器などの変圧器絶縁技術の開発,変圧器過負荷運転に対する許容限界の解明など,変圧器の高電圧化,大容量化技術の発展,がいし汚損現象の解明に貢献された。
「地中送電線の大容量化・高品質化など技術発展への貢献」 五味 善昭 殿
(中部電力(株))
3
受賞者は,47年もの長きにわたり,地中送電線の高電圧化ならびに大容量化に取り組み,大容量地中送電線の先駆けであるPOFケーブルにかかる新技術の開発,275kV長距離大容量CVケーブルの実用化,世界最長の管路気中ガス絶縁電線(GIL)の実用化など,地中送電線技術の発展に貢献された。