第13回 エネルギーワンダーランド
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第1部「電気がつくる地球環境にやさしい世界」/財団法人 電力中央研究所 中岡 章 氏
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直近のトピックスである洞爺湖サミットにおける地球温暖化問題の議論と成果の紹介を通して,人類が直面している化石燃料をはじめとするエネルギー資源と環境問題について説明しました。身近な例を交えながら,電気により環境問題を解決する事例について紹介し,当面の対策としての原子力の必要性,将来の夢として自然エネルギーの活用と問題点などを説明しました。電気による環境問題対策技術を,世界の誰でもが利用できるようにすることで,人類の持続に貢献していくことの必要性を学生の皆さんに訴えました。
○洞爺湖サミットが開かれた その成果は?
○二酸化炭素の排出量予測と半減
○一人あたりの二酸化炭素排出量 − 人口が90億人になるために1/3に
○世界がもし100人の村だったら − 20人が80%のエネルギーを使用,80人が20%を分けあう
○世界の一人あたりのエネルギー消費量
○世界のエネルギー資源別供給量
○エネルギー需給の将来予測
○化石燃料等からのCO2排出量と大気中のCO2濃度の変化
○温暖化で島が沈没?
○京都議定書の数値削減目標の効果試算 − 途上国の排出量増加で大気中CO2濃度の安定化は難しい
○日本の一次エネルギー供給実績 − 化石燃料依存率は84%で,そのほとんどを輸入
○日本のエネルギー消費の分野別割合
○日本のエネルギー消費の増加率(1990~2006年度)
○人類のエネルギー利用 − これからはエネルギーリサイクル時代?
○エネルギー・環境問題に対する具体的な対策
○脱化石燃料 − 原子力利用拡大/自然エネルギー利用/バイオマス活用/電力化率の向上
○中国電力島根原子力発電所(2基128万kW) − 安全・安心・信頼の向上と理解
○12年前に我が家に設置した太陽電池パネル(600万円/3kW) − 価格の問題や設置スペースの問題
○大山ウィンドファーム(1500kW×5基) − 台風・雷の問題の克服や風況の適地の問題
○食料・飼料との競合や環境破壊の問題
○電気自動車の実用化試験(第二次)が始まる(連続走行160キロが目標)
○化石燃料利用改善 − 化石燃料が不可欠なら効率の改善
○最新型の旅客機
○省エネ推進 − 直接エネルギー節約/間接エネルギー節約
○私たちの使っているエネルギー(直接エネルギー) − 石油,ガス,電気
○私たちの使っているエネルギー(間接的エネルギー) − 衣生活,食生活,住生活のエネルギー
○地球環境問題を解決するためには − キーワードは「もったいない」
○暖房時のエネルギー利用効率の比較① − 電気ストーブ
○ヒートポンプの原理 − ルームエアコン(暖房)の場合
○暖房時のエネルギー利用効率の比較② − 高効率ヒートポンプエアコン
○エアコンの省エネ性能の推移
○白熱電球 − 消費電力57W → 電球型蛍光灯 消費電力12W
○発光ダイオード − 車両用だけでも年間20万トンの二酸化炭素の排出削減
○電気だからこそ地球にやさしく 脱化石・省エネ
○今,私たちがすべきこと
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