外国の学会等と共同で電気学会研究会を開催する場合は,本申し合わせにより,実施すること。
1.開催に当たっての基本的考え方
研究会が国際会議と異なるのは,「参加費,投稿費を必要としない発表の場」である点を,共同開催する相手に理解してもらう必要がある。
すなわち,主催者側でそれなりの負担が必要であることを承知の上で,計画を立案頂く。
2.国際研究会開催に当たっての具体的事項
(1) 参加費について
外国の学会等と共同で開催する研究会は,あらかじめ相手側と経費等の打合せを行い,電気学会の研究会の趣旨を尊重し,原則として参加費を徴収しないものとする。
(2) 論文集について
(イ) 日本で外国の学会等と国際共同の研究会を開催する場合
- 従来の研究会資料が論文集であり,発表者には無料で配布する。
- 発表者以外は有料とする。
- 研究会資料には,国際研究会であることを明記する。(この場合,論文集は1種類で済むこととなる。)
(ロ) 外国で開催する場合
- 日本人の発表者は研究会資料のための原稿を電気学会に提出し,電気学会から研究会資料を出版する。
- 同時に外国の主催者側に原稿の写しを渡し,先方が出版する論文集にも掲載を依頼する。(この場合,2種類の論文集が印刷されることとなる。)
- この際,著作権は電気学会が保有し,先方が出版する論文集には,「日本人の論文については,著作権は電気学会にあり,本論文集には転載の許可を得て印刷した。」旨を記載することを依頼する。
(付則)
平成13年4月17日調査会議にて承認。