電力・エネルギー部門がIEEE/PESと協力協定書を締結

10月6日から10日までパシフィコ横浜において,電気学会とIEEE/PESの共催で開催された ”IEEE/PES T&D 2002:Asia Pacific” において,会期中の10月9日,電力・エネルギー部門の林 敏之部門長とIEEE/PESのJohn W. Estey 会長との間で協定書の調印式が執り行なわれた。

これはIEEE/PESから今回の共同開催を機に,更なる「両学会間での協力関係強化目標」を相談し,「将来の両学会の役割を謳った協力協定書」を締結できれば望ましいと提案があり,電気学会電力・エネルギー部門としても相互会員メリットの享受他,部門ベースの協力活動を推進すべく締結を図ったものである。

協力協定書で締結した主な事項は,(1)各学会主催会議体への同一条件による論文投稿ならびに参加費の特典,(2)相互会員増加に向けての協力(3)出版図書類の会員特価制度の検討推進などである。

なお,Estey会長より早期に実行を伴うアクティビティとして,次のワークショップの共催が提案され,これに合意した。
・電力自由化
・電力会社,製造業が有する高度な電力技術
・歴史と教育
今後は,IEEJとIEEEの双方でリエゾンマンを設けてこれらを推進して行くこととなった。

 

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