公開シンポジウム 大切な電気エネルギーのインフラ構築に向けて:富山市

東日本大震災の発生から2年が経過し,電気システムの在り方について電源や系統の構成,需要側のスマート化など,さまざまな検討が行われ,施策が進められている。

我々,日本人にとって大切な電気エネルギーを安全に安心して使ってゆくためには,議論が集中しがちな如何に電気を「作る」の問題と同時に,電気を「送る」,「使う」を上手にスマートにしてゆくことが重要と考えられます。そのため,電気エネルギーの選択肢を広げるための様々な方策について,電気システムの特質,課題を踏まえた全体的議論が行われるように,認識を広めることが必要である。

今回は,「大切な電気エネルギーのインフラ構築に向けて」と題するシンポジウムを下記のように開催いたします。

速報 こちらから
開催日 平成25年4月19日(金)13:30~16:00
会場 富山大学五福キャンパス 黒田講堂
主催 一般社団法人電気学会
共催 電気学会北陸支部
入場・参加 無料(事前申込みをお願いします。会員のみならず,高校生,大学生,大学院生および一般の方々の参加をお待ちしております)
プログラム
(1) 社会における電気エネルギーの役割
キーワード:電気エネルギーシステム(電気を作る,送る,使う),電気エネルギーの特質,日本の電力供給・需要の特徴,社会インフラ間の連携,電気依存率,スマート社会への貢献,豊かな日本への貢献,など
講師 日高邦彦(電気学会会長代理,東京大学大学院教授)

(2) 電気を安定に送り届けるために!−システムとしての電力ネットワークの役割−
キーワード:電力システム,安定供給、信頼性、再生可能エネルギー,太陽光発電、風力発電,など
講師 田岡久雄(福井大学大学院 電気・電子工学専攻教授)

(3) 将来の電気社会−スマートグリッド技術による電気の上手な使い方
キーワード:省エネルギー,負荷平準化,スマートグリッド,電力デマンド,デマンドレスポンス,ユースケース,共通情報モデル,など
講師 柳原隆司(電気学会需要設備向けスマートグリッド実用化調査専門委員会委員長,東京電機大学大学院特任教授)
申込み方法 終了しました。たくさんのお申し込みありがとうございました。