公開シンポジウム:大切な電気エネルギーのインフラ構築に向けて

東日本大震災の発生から2年が経過し,電気システムの在り方について電源や系統の構成,需要側のスマート化など,さまざまな検討が行われ,施策が進められている。 我々,日本人にとって大切な電気エネルギーを安全に安心して使ってゆくためには,議論が集中しがちな如何に電気を「作る」の問題と同時に,電気を「送る」,「使う」を上手にスマートにしてゆくことが重要と考えられます。そのため,電気エネルギーの選択肢を広げるための様々な方策について,電気システムの特質,課題を踏まえた全体的議論が行われるように,認識を広めることが必要である。
今回は,「大切な電気エネルギーのインフラ構築に向けて」と題するシンポジウムを下記のように開催いたします。

開催日 平成24年11月12日(月)13:30~16:00
会場 宇都宮ポートホテル(11F グランドボールルーム)
主催 一般社団法人電気学会
入場・参加  無料
プログラム(予定) 司会:栗原郁夫研究調査理事
1.開会挨拶 柵山正樹 会長 
2.講演
【講演1】 社会における電気エネルギーの役割 【講演資料PDF
キーワード:電気エネルギーシステム(電気を作る,送る,使う),電気エネルギーの特質,日本の電力供給・需要の特徴,社会インフラ間の連携,電気依存率,スマート社会への貢献,豊かな日本への貢献,など
講師:日高邦彦 氏(電気学会会長代理,東京大学大学院教授)
【講演2】 再生可能エネルギーを最大限活用する電力システム構築に向けて【講演資料 PDF
キーワード:電力システム,スマートグリッド,太陽光発電,風力発電,蓄電池,電気自動車,スマートメーター,構築費用
講師 横山明彦(電気学会東京支部長,東京大学大学院教授)
【講演3】電気利用のスマート化 【講演資料PDF
キーワード:スマートグリッド,自然エネルギー,需給一体化,エネルギー貯蔵(エコキュート,EV),DR(デマンドレスポンス),節電・ピーク削減,など
講師 小林広武(電気学会 太陽光発電の系統との相互協調技術調査専門委員会委員長
電力中央研究所 システム技術研究所 需要家システム領域リーダー 上席研究員)
申込み方法  たくさんのお申し込みありがとうございました。