東日本大震災の発生から２年半が経過し，電気システムの在り方について電源や系統の構成，需要側のスマート化など，さまざまな検討が行われ，施策が進められています。

大切な電気エネルギーを安全に安心して使っていくためには，議論が集中しがちな如何に電気を「つくる」のかという問題と同時に，電気を「送る」，「使う」を上手にスマートにしていくことが重要であると考えられます。そのためには，電気エネルギーの選択肢を広げるための様々な方策について，電気システムの特質，課題を踏まえた全体的議論が行われるよう，認識を広めることが必要であると考えます。

今回は，「大切な電気を効率的につくる。送る。賢く使う」と題するシンポジウムを下記のように開催いたします。

○開催報告

開催日	平成26年2月3日（月）13：30～17：20
会場	學士會館　210会場　（千代田区神田錦町3-28）
主催	一般社団法人電気学会
入場・参加	無料（事前申込みをお願いします。会員のみならず，高校生，大学生，大学院生および一般の方々の参加をお待ちしております）
プログラム（予定）	開会挨拶会長挨拶　電気学会会長　日高邦彦
	【講演1（つくる）】　当日配付資料  「電気を効率的につくる：現状並びに今後・将来」 キーワード：エネルギー資源，電源構成，（各種）発電方式，発電効率，需給運用，再生可能エネルギー，分散型電源，再生可能エネルギー大量導入の課題，電力貯蔵 餘利野直人　氏（広島大学　大学院工学研究院　副研究院長・教授）
	【講演2（おくる）】　当日配付資料  「電気を送る～電気の品質と送る技術～」 キーワード：電力輸送，電気の品質（周波数，電圧） 岡本浩　氏（東京電力（株）パワーグリッド・カンパニー系統エンジニアリングセンター所長　）
	【講演3（つかう）】　当日配付資料  「クルマの電動化からグローバルエネルギーマネージネントまで～産業応用分野から見た、賢い電気の使い方～」 キーワード：クルマ、EV、PHEV、家電、鉄道、V2H、V2G、エネルギーマネージメント 寺谷達夫　氏（名古屋大学大学院　非常勤講師，元トヨタ自動車　主査）
	【講演4（自由化）】　当日配付資料  「国内外の電力市場改革」 キーワード：電力市場、規制改革、海外の動向、安定供給の仕組み、電気料金・設備投資への影響、我が国の課題 浅野浩志　氏（電力中央研究所副研究参事，東京大学大学院新領域創成科学研究科客員教授）
申込み方法	下記よりアクセスしていただき参加フォームに必要事項をご入力下さい。 （お送り頂きました個人情報につきましては，本シンポジウム参加者把握以外の目的には使用いたしません。） こちらからお申し込み下さい。
申込締切	平成25年11月25日（月） 多数のお申込みありがとうございました。 当日受付分に若干の空きがございます。参加希望の方は，当日シンポジウム受付までお越し下さい。
問合せ先	電気学会　事業サービス課　公開シンポジウム担当 E-mail：event(at)iee.or.jp　(at)→@ Fax：03-3221-3704